医療従事者または一人の地域住民として、理想の地域医療や「家庭医・かかりつけ医」を考えてみよう!

家庭医


家庭医
  家庭医とは内科や小児科、皮膚科、産科・婦人科などの専門科目だけでなく、どんな患者も「全人的に診る」という医師のことです。
  よくある疾病であれば、専門医の医師でなくとも家庭医で診察・治療が可能です。
  家庭医は患者の病状等により専門医に任せたほうが良いと判断すれば、適切に専門科医を紹介してくれます。
  同じように臓器別や疾患別にではなく全人的に診る医師には総合医(総合診療医)やジェネラル医(General Medicine)がいます。
  家庭医は開業医だけとは限りません。
  地域に密着した総合病院や大学病院にも家庭医はいて、患者だけを診るのではなくその家族も一緒に医療に関する相談にのります。
  家庭医は、あらゆる専門科目を幅広く、かつある程度深く診療できるだけの能力が求められます。
  妊婦さんから新生児、高齢者から看取りまで、患者さんの年齢・性別に関係なく、先ず診る・誰でも診るのが家庭医です。

かかりつけ医
  かかりつけ医とは(理想的には)家の近くにあり、家族の誰でもが体調に異変を感じたときなどに一番に診てもらう医師です。
  継続的に接することにより自分のことを一番よくわかってくれる医師で、家族そろって診てもらうことで遺伝的な疾患もケアしてくれます。
  長い付き合いになりますので相性も大事になりますが、家庭医は患者目線の医師が多く診療で嫌な思いをするケースは少ないようです。

かかりつけ薬局
  かかりつけ医と同じように薬局や薬剤師を決めて継続的に接することで様々なアドバイスを受けることが期待できます。

地域医療
  家庭医では困難な疾患や、より高度な治療を要する場合には家庭医が専門科医や中核病院を紹介してくれます。
  地域医療がしっかりとできている地域では、より診療所と診療所(診診連携)や病院と診療所(病診連携)の紹介がスムーズとなります。
  医師や看護師だけでなく、介護士・ケアマネージャーや薬剤師など医療従事者がチームとなり、お互いの長所を活かして対応します。
  中核病院や大学病院では医師の数に比べ患者が多来院し、患者の待ち時間が増えるだけでなく医師の負担も増えています。
  
まずは病気にならないこと(セルフメディケーション)が必要ですが、体調に異変を感じたら信頼できるかかりつけ医に相談するようにしましょう!